韓国軍「南下した北朝鮮軍1人の身柄を確保」…「亡命」の意思明らかに

北朝鮮軍の軍人1人が20日の明け方、韓国に帰順（亡命）した。

韓国軍の関係者は「軍はきょう東部戦線で、北朝鮮の人と推定される1人の身元を確保し、関係機関に引き渡した」と明らかにした。

この関係者は「南下の過程と帰順などについては現在、関係機関で調査しているため、まだ詳細はお伝えできない」と語った。

また、他の軍関係者は「北朝鮮軍1人が前日の夜からきょうの明け方にかけて、軍事境界線（MDL）を越え帰順の意思を明らかにした」とし「軍はこの人物を、東部戦線MDLの北側から南下してくるまでマニュアルにしたがい追跡・監視しながら正常な誘導作戦を実施し、身柄を確保した」と説明した。

この人物は軍服を着た状態で、階級は韓国軍の副士官に該当するものとみられる。