未知の暗号通貨クジラが先週、ラップされたビットコイン(WBTC)を大量購入したと伝えられた。

ブロックチェーンデータ分析会社ルックオンチェーン(Lookonchain)は、19日、X(旧Twitter)の書き込みを通じて、未確認のウォレットアドレスが347個のWBTCを購入し、合計1953 WBTCを保有していると伝えた。

当該ウォレットが保有している1953 WBTCは約1億1800万ドル(約172億1400万円)相当の価値を有しており、平均5万8853ドル(約858万円)で購入された。

今回の大規模な購入は、WBTCの所有構造をめぐる論争が起きている中で行われた。

WBTCを作ったチームであるBitGoは、WBTCの支配権を香港に本社を置く投資管理会社ビットグローバル、ジャスティン・サンのトロンで構成された合弁会社に移転する計画を9日に発表した。

翌10日、暗号資産リスク管理会社ブロックアナリティカ(BA)は、MakerDAOのガバナンスフォーラムにWBTC担保の新規融資を禁止する提案を掲載し、この提案は8月16日に実行された。

また、Aaveは、WBTCの代わりにThresholdネットワークのTBTCを使用して貸付及び借入の代替案を提示する計画であると伝えられた。
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