KOTRAが米空軍基地内に韓国ショップを開設、企業の米国進出を後押し＝韓国報道

大韓貿易投資振興公社（KOTRA）は19日（現地時間）、米国カリフォルニア州の空軍基地に、韓国企業による消費財の常設販売店「ショップ・コリア」を開設したと発表した。

チョルラナムド（全羅南道）、キョンサンナムド（慶尚南道）といった自治体と協業して開設した同店舗は、8月から2025年2月までの6か月間、運営される。韓国企業15社が美容から食品、ペット用品まで約100種の韓国商品を展示・販売する。KOTRAは、米軍基地内における出店許可と工事、販売商人、人員の管理などすべての過程を支援した。今後参加する企業による商品のプロモーションも積極的に進めて、韓国商品の認知度を向上させていく計画だ。

商品を提供し参加する企業は今回の入店を機に、米国内の大手スーパーマーケットへの進出や公共部門への調達事業に参加するための実績を積むことができる。さらにここで把握した消費者の好みや販売実績を基に今後、米軍に対する軍用品の納品へつなげることにも期待できる。

KOTRAロサンゼルス貿易館のパク・グンヒョン館長は「軍基地内での店舗開設は、厳しい審査基準を満たして初めて可能となる。今回の事業は参加企業の米国進出において有利な実績となるだろう」と述べている。