尹大統領は司令部に到着後、芳名録に「戦場の中心、統一の先鋒!地上作戦司令部の兵士の皆さんが誇り高く頼もしい」と記した。
尹大統領は戦闘作戦本部を訪れ、「すべての兵士は、我が国民の生命と安全、自由民主主義体制を守り抜くという信念で武装しなければならない」と述べ、「赤化統一を夢見て常に大韓民国を狙っている北朝鮮政権に対して、侵略はすなわち政権の終焉という事実を確実に認識させる必要がある」と訴えた。
そして、「UFS演習は、国家総力戦の実施態勢を点検し、連合防衛態勢を強化するなど、力による平和を実現する上で重要だ」と述べ、「わが政府は3年間中断されていたUFS演習を復活させ、防衛態勢を固めてきた。今年で3回目を迎え、演習と訓練をさらに体系化している」と強調した。
また、「演習に専念している韓米の兵士たちは、連合防衛態勢の基盤であり、韓米同盟の核心だ」とし、「国軍統帥権者として皆さんを全面的に信頼しており、実質的な演習を通じて多くの成果を上げることを期待している」と述べた。
尹大統領は戦闘作戦本部内の作戦室で演習に参加している米韓の兵士約70名と一人ひとり握手しながら激励した。
尹大統領は両国の兵士たちとの記念撮影後、「平和は常に戦争に備え、準備するときに与えられるものだ」と述べ、「決して無償の平和というものはない」と強調した
続けて、「韓米同盟は人類の歴史で最も成功した同盟と評価されている」と述べ、「今回の訓練を通じて、韓米の兵士の皆さんが深い友情を築き、強固な戦友愛で武装することを願っている」と激励した。
尹大統領は火力戦遂行本部を訪問した際には、「戦争発生初期には、長射程砲や、ミサイル基地を制することが最も重要だ」と述べ、圧倒的な火力対応態勢を命じた。
この日、尹大統領の視察には、軍からポール・ラカメラ米韓連合軍司令官、カン・シンチョル(姜信哲)韓米連合軍副司令官、クリストファー・ラニーブ米8軍司令官などが、大統領室からはシン・ウォンシク(申源湜)国家安全保障室長兼国防相、イン・ソンファン国家安全保障室第2次長、チェ・ビョンオク国防秘書官などが同席した。
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