Netflix「ブリジャートン家」新シーズンメインキャストにハ・イェリンが決定...韓国俳優の影響力拡張
Netflix「ブリジャートン家」新シーズンメインキャストにハ・イェリンが決定...韓国俳優の影響力拡張
新鋭俳優ハ・イェリンが、Netflixアメリカドラマ「ブリジャートン家」新シーズンのメインキャストに決定した。韓国系俳優に対するグローバル映画、ドラマ市場の変化した認識や期待感が反映された結果だという評価だ。

「ブリジャートン家」はジュリア・クインの小説「ブリジャートン」を原作にしたNetflixオリジナルシリーズだ。19世紀初めのイギリス貴族ブリジャートン一族の8姉弟の物語だ。2020年に第4子であり長女のダフネと公爵サイモンののラブストーリーを込めたシーズン1を公開し、28日で8200万家庭が視聴し大きく愛された。長男アンソニーの話を込めたシーズン2、3なんコリンの愛を込めたシーズン3(2024)も続けてヒットに成功した。

ハ・イェリンは、次男ベネディクトの話を扱うシーズン4で彼と恋に落ちるソフィー・ベネット役を担う。原作でソフィー・ベネットは白人だが、ドラマは東洋人俳優をキャスティングすることを選んだ。「ブリジャートン家」は多様性拡大のために原作と違い多様な人種を主要キャストにキャスティングする方式を続けている。新シーズンでは東洋人であるハ・イェリンを通じて先入観を越え物語を拡張していく構想だ。

韓国系オーストラリア人のハ・イェリンは俳優ソン・スクの孫娘としても知られている。パラマウントプラスオリジナルシリーズ「Halo」に続き、来たる11月に公開される「デューン:プロフェシー」にも出演する。

業界では、今回のハ・イェリンの「ブリジャートン家」出演がアメリカ人気ドラマメインキャストに韓国系の新人俳優がキャスティングされたという点で示唆することが多いと見ている。マネジメント関係者A氏は「『イカゲーム』などK-コンテンツ熱風以降、グローバル市場で韓国俳優を見つめる目線が変わった」とし、「アメリカのエージェンシーと契約することも多くなり、オーディションや出演などチャンスが以前より確実に多くなったということを体感する」と話した。

キム・ホンシク大衆文化評論家はこのような現象に対し「韓国の影響力が大きくなった」とし、「東洋人が出演する役は過去日本や中国俳優が主に出演してきたが、最近韓国系に対する関心が増幅した」と話した。続けて、「『ブリジャートン家4』が成功を手にすればこれからより多くの韓国系新人俳優を起用するだろう」とし、「ハ・イェリンの出演は重要な舵取りになる」とした。
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