韓国与党議員、大統領の “反国家勢力”発言に…「民主党は北朝鮮の不純な意図がわかってない」
韓国与党議員、大統領の “反国家勢力”発言に…「民主党は北朝鮮の不純な意図がわかってない」
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が光復節(8・15:日本の植民地支配から解放されたことを祝う日)の行事で「非国家勢力」と言及したことに対し、野党が「時代の退行だ」と批判したことについて、与党“国民の力”のユン・サンヒョン(尹相現)議員は22日「(野党は)北朝鮮の不純な意図をよくわかっていない」とし「(大統領は)国会議員よりもっと高い次元で安保問題をみつめている」と語った。

ユン議員派この日の午前、韓国のラジオ番組で「われわれは安保を当然のように与えられたものと思ってはいないだろうか」とし「しかし大統領は安保の面においても、本当に数多くの高レベル情報に接している」と語った。

つづけて「われわれがそのことを感じ取ることのできないため、野党の議員たちは “反国家勢力”(というワード)が(時代から)かけ離れている話だと言っているのだが、そういうことではない」と強調した。

ユン議員は、最近の機密情報流出事件を取り上げ「ムン・ジェイン(文在寅)前政権でも機密情報が流出した」とし「本当に反国家勢力がいることは事実だ」と主張した。

つづけて「かなりの範囲で北朝鮮のスパイたちが活動し暗躍している」とし「この人たちが反国家勢力でなければ、いったい何なのか。結局、この体制を転覆させようとしている勢力だ」と説明した。

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