韓国におけるロボット産業の売上高。左から9兆1845億ウォン、9兆5587億ウォン、10兆891億ウォン
韓国におけるロボット産業の売上高。左から9兆1845億ウォン、9兆5587億ウォン、10兆891億ウォン
ロッテイノベート(旧ロッテ情報通信)が事業多角化の一環として、駐車ロボット事業を検討しているもようだ。車両の下に入ってタイヤごと持ち上げた後、駐車スペースに移動するもの。現在、中国のロボット企業と商用化に関して議論を進めているという。ロッテイノベートは同中国企業の製品が欧州連合(EU)での販売基準に適合していることを示すCEマークを取得しているほか、相対的に安価な製造費用を提示していることから、韓国知識経済部の電気安全認証(KCマーク)の取得も早期に可能だとみている。

同社は早ければ年内に実証事業を行うことを目標としている。とくにデパートやスーパーマーケットなど需要が多い場所で導入すれば、従来に比べ平均30%程度の駐車スペースを確保できると予測する。

駐車ロボットの導入は、利用客による駐車のための待ち時間の節約や空き駐車スペースの解消によるエネルギー節約、接触事故の抑制など安全性の確保にも寄与する。

ロッテイノベートの関係者は「駐車ロボット関連事業者と共に、実務レベルで事業性をについて考え事業を推進の可否を検討している段階。現時点で具体的に決定していることはない」と述べている。

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