尹大統領がパリ五輪選手団招き夕食会　健闘たたえる

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は２２日、パリ五輪韓国選手団を招いて夕食会を開き、健闘をたたえた。夕食会はソウル市内のホテルで開かれ、選手団全員が招待された。

　尹大統領はあいさつで、「皆さんのおかげでパリ五輪期間中はとても幸せで元気が出た」と感謝を伝えた。

　パリ五輪で金メダル５個獲得を目標に掲げていた韓国は歴代最多タイの１３個の金メダルを含むメダル３２個を獲得し、国・地域別メダルランキング８位を記録した。

　尹大統領は歴代最高水準の成績だとたたえ、１９８８年のソウル大会から１０大会連続で金メダルを獲得したアーチェリー女子団体の記録については「おそらく破られないだろう」と述べた。

　また、メダリストはもちろんメダルを逃した選手についても触れ、国民に大きな感動を与えたと激励した。

　選手１４４人・指導者９０人全員には「国民感謝メダル」も贈られた。このメダルは尹大統領の提案で製作された。ベストを尽くす姿で感動を与えた選手たちに国民の感謝を伝えるという意味が込められ、表には「Ｔｅａｍ　Ｋｏｒｅａ」、裏には「２０２４パリ五輪で大韓民国の代表を務めたあなたはわれわれ皆の英雄です」と刻まれている。

　尹大統領は各テーブルを回りながら選手らと握手を交わした。

　会場ではマジシャンのイ・ウンギョルをはじめ、人気グループ、ＳＥＶＥＮＴＥＥＮ（セブンティーン）のメンバー、ＳＥＵＮＧＫＷＡＮ（スングァン）、ＤＫ（ドギョム）、ＨＯＳＨＩ（ホシ）によるスペシャルユニット、ＢＳＳ（ブソクスン）、ガールズグループのＮｅｗＪｅａｎｓ（ニュージーンズ）などの公演も行われた。