韓国与野党、京都国際高校の甲子園優勝に「韓国語校歌は感動」と祝う

在日韓国系の学校である京都国際高校の「夏の甲子園」優勝に韓国与野党の政界に久しぶりにみな惜しみない祝賀を送った。

「国民の力」のユン・サンヒョン議員は23日、自身のSNSに「在日韓国系民族学校である京都国際高校が高校生スポーツの最高峰と呼ばれる甲子園の高校野球決勝で優勝した」とし「1999年の野球部創部以来となる初優勝の快挙、心からお祝い申し上げます」と投稿した。

続けて、「他の高校と異なり、私たちは日本人、韓国人ともに応援してくれて本当にうれしい」、「韓国の方々にも勇気を与えることができるプレーをしたい」という野球部の藤本陽毅主将の所感もやはり私たちに大きな響きを与える」とし「きょうの京都国際高校の甲子園での勝利は夢と未来に向かって情熱を燃やす若者らが打ち上げた日韓関係の新しい叙事のはじまり」と祝った。

同党のアン・チョルス(安哲秀)議員も自身のSNSを通じて、「韓国系の京都国際高校の夏の甲子園優勝を心よりお祝い申し上げます」とし「日本の高校野球の聖地に優勝を記念して韓国語の校歌が鳴り響くと胸が熱くなる」と投稿した。

続けて、「甲子園球場に立つことだけでも夢なのに、優勝を成し遂げたことは本当にすばらしい」とし「京都国際高校をはじめとして海外で民族教育に努めるすべての在外同胞と在外教育機関関係者の皆さんの労苦に熱い激励の拍手を送る」と付け加えた。

与党も同校の優勝に拍手を送った。「共に民主党」のパク・チウォン議員はSNSを通じて、「涙が出る『京都国際高校』の甲子園野球大会優勝!日本全域に韓国語校歌が鳴り響く」とし「涙でお祝い申し上げます」と激励した。

また、「チョ・グク(曹国)革新党」の曹国代表はこの日開かれた党最高委員会の会議で「この頃、嬉しい便りがあまりなかったが、嬉しい便りが一つある。在日韓国系民族学校である京都国際高校が決勝戦に進出した」とし「甲子園の決勝で京都国際高校が優勝することを願う」と述べた。

優勝後には自身のSNSに「甲子園で優勝した京都国際高校とキム・ソングン(金星根)監督が率いる『最強野球(高校生とプロ野球を引退した選手が対戦する韓国の番組)』で対戦する姿が見たい」と投稿した。

京都国際高校はこの夏、「第106回全国高等学校野球選手権大会」の決勝戦で、東東京代表の関東第一高校に延長戦の末、2−1で勝利した。