「飲酒運転」BTSシュガ、警察に出頭「申し訳ない…誠実に調査に臨む」=韓国
「飲酒運転」BTSシュガ、警察に出頭「申し訳ない…誠実に調査に臨む」=韓国
韓国人気音楽グループBTSのSUGA(ミン・ユンギ・31)が、泥酔した状態で電動スクーターを運転し、摘発されてから17日ぶりに警察に出席した。SUGAは黒いスーツ姿に重い表情で取材陣の前で「申し訳ない」と頭を下げた。

SUGAは23日午後7時43分ごろ、ソウル市ヨンサン(龍山)警察署の前に現れ、「多くのファンのに大きな失望を抱かせた点、心から反省する」とし「誠実に調査に臨む」と明らかにした。

「飲酒運転摘発後、すぐに警察に出頭しなかった理由が何か」と「ビールを一杯だけ飲んだのか」という取材陣の質問には答えずに警察署に入っていった。

SUGAはこの日、社会服務要員の勤務を終え、警察の調査を受けに出た。警察で飲酒運転経緯や事件縮小疑惑などについて調査を受けるとみられる。

警察によると、SUGAは今月6日夜、龍山区ハンナムドン(漢南洞)の路上で電動スクーターに乗って倒れ飲酒事実が摘発された。当時SUGAの血中アルコール濃度は0.227%で泥酔状態だったことが分かった。

血中アルコール濃度が0.2%以上の場合、「2年以上6年以下の懲役や1000万ウォン(約110万円)以上3000万ウォン(約330万円)以下の罰金」に処せられる。

SUGAと所属事務所側が事件を縮小しようとしたという疑惑が浮上した。SUGAは飲酒状態で「電動キックボード」に乗り違反金を受け、事件が終結したかのように立場を表明した。SUGA所属会社であるHYBEのビッグヒットミュージックも、SUGAがスクーターの代わりに「キックボード」という表現を使って「500mほど」走行したと説明した。

しかし警察は、SUGAは電動スクーターで個人型移動装置(PM)ではなく刑事処罰対象だと明らかにした。道路交通法上、SUGAの電動スクーターは「時速25km以上運行不可、重量30kg未満」という個人型移動装置基準を満たしていないという説明だ。

警察関係者は「一般被疑者と同じ基準で調査する」とし「HYBEが事件を縮小しようとする意図があれば捜査チームが調査する」と述べた。

一方SUGAは、昨年9月から社会服務要員として勤務中で、来年6月に招集解除になる予定だ。この事件以後、オンラインコミュニティにSUGAの服務状況を目撃したという経験談などが広がり、議論がより大きくなっている。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78