あっせん収賄容疑や弁護士法に抵触しないかどうかなどを含め、検察捜査審議委員会に諮問するという。
大検察庁は「検事総長はソウル中央地検の捜査結果について報告を受け、証拠に対する判断や法理解釈が十分になされたと評価した」としながらも「社会的関心が集中し消耗的な論争が続いている事件について、捜査審議委員会の手続きを経て公正性を向上させ、これ以上論争の余地が残らないように終えるのが望ましいと判断した」と説明した。
捜査審議委は外部の専門家による委員に検察が捜査結果を説明し、意見を求める手続き。150~300人の委員の中から無作為に選ばれた15人で委員会を構成して審議する。被疑者など事件関係者が出席して委員らに立場などを説明することができる。
大検察庁の規定によると、捜査審議委の勧告は「尊重」されるものの、必ずしも従う必要はないという。
ソウル中央地検の捜査チームは先ごろ、約4カ月にわたる捜査の結果、金氏を嫌疑なしとした。同氏が2022年9月に牧師のチェ・ジェヨン氏から受け取った高級ブランドのバッグについて、見返りを求めたものではなく個人的な贈り物であり、尹大統領の職務とは関連性がないと判断したとみられる。
ソウル中央地検トップの李昌洙(イ・チャンス)検事長は前日、このような捜査結果を検事総長に報告していた。
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