23日、チャンネルAが公開したインタビューで、状況を全て目撃したという市民のA氏は「私が見た角度では最初は煙だけが見えた。煙でいっぱいになり、後から炎が上がってきた」と言及した。
続けて「火が上がっている時に消防サイレンが鳴ったのか、それともその後なのか分からないが、消防サイレンが鳴ったことを記憶している」として宿泊客が窓の外のエアマットに飛び込む瞬間についても言及した。
ところがA氏は「踊っている人もいた。手を叩いて笑って、それはちょっと違うんじゃないかと思った」と話した。
A氏は「何人かの男が(そうだった)」として「私以外にも目撃者は多い。人が死んだのに、ありえないことだ」と憤りを伝えた。
先立って前日午後7時39分ごろ、京畿道富川市のある9階建てホテル8階で火災が発生した。当時、ホテルには27人の宿泊客がいて、消防当局は迅速に出動して鎮火作業を行ったが、有毒ガスが急速に拡散し、7人が死亡し、12人が重軽傷を負う惨事が起きた。
消防当局によると、火は810号のエアコンから始まり、火の粉が飛び散って広がったものと見られる。大部分の宿泊客が泊まっていた8~9階に有毒ガスが広がり、多くの死傷者を出したという分析だ。
またこのホテルは2003年に竣工し、スプリンクラー設置対象ではなかったことが分かり、惨事をさらに大きくしたという意見が出ている。
さらに、死亡者のうち男女2人は窓から脱出を試みて設置されたエアマットに飛び降りたが、最初の宿泊客が飛び降りた後にマットがひっくり返り、2人とも死亡した。
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