ヨム教授は26日CBSラジオとのインタビューで、「設置場所が傾斜路だったが、エアマットは傾斜路に設置してはいけない」と話した。
また、「(エアマットは)平らな場所に設置しても高層から飛び降りた場合は生存する確率が非常に下がるが、建築物台帳上、(ホテルの高さは)29.4メートルとなっている」とし、「消防で規定する空気安全マットの性能認証および製品検査技術基準では、(建物の高さが)15メートル以下でのみ(エアマットを)使用するようになっている」と説明した。
ヨム教務は司会者が「15メートル以上の建物ではエアマットを使用しないように規定しているのか」という趣旨で質問をすると、「飛び降りないようにというよりは、安全性が確保されないため15メートル以下でのみ使用するようにということ」とし、「エアマットに飛び降りた場合に最も生存する確率が高いのは4~5階まで」と付け加えた。
ヨム教授は火災当時、要救助者1人が飛び降りた直後にエアマットが裏返ったことについては、「マニュアル上、何人が(エアマットを)つかむのかが記されている」とし、「結果的にエアマットが裏返るという非常に違例な状況が発生した」と話した。
ヨム教授は、「エアマットに対する明確な規定やマニュアルはない」とし、「(エアマットの)年限は7年だが、製品の使用期間が7年まで保障されるという話。しかし再使用審議をして2倍以上使用した。そうすればゴムの弾性が当然低下し、また空気が注入された場合に平らに注入されなかったり空気が抜ける可能性まで存在する。そのためエアマットの不良の可能性も十分に存在する状況だっと考えられる」と説明した。
今回の火災で富川消防署の先着隊は通報から4分後の午後7時43分に火災現場に到着し、7時48分にホテル外部の1階にエアマットを設置した。
しかし7階の客室にいた要救助者2人のうち1人がエアマットの端のほうに落下し、その反動でエアマットが裏返った。2~3秒後に飛び降りた要救助者1人は地面に落ち、2人とも心停止の状態で病院に運ばれたものの死亡した。
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