ソウル市内の産後ケア施設(共同取材、資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内の産後ケア施設(共同取材、資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が28日発表した「人口動向」によると、2024年4~6月期の出生数は5万6838人で前年同期比1.2%増加した。15年10~12月期(同0.6%増)以来、34四半期ぶりに増加に転じた。

 出生数は4月に前年同月比2.8%増、5月に同2.7%増と2カ月連続で増加したことで4~6月期の出生数が増加に転じた。

 6月の出生数は1万8242人で前年同月比1.8%減少した。3カ月ぶりに減少に転じ、6月としては過去最少となった。

 統計庁は、月別に出生数が前年同月比で増加と減少を繰り返すとの見通しを示した。最近の出生数の推移は、22年下半期(7~12月)から23年上半期(1~6月)までの婚姻件数増加が主に影響を与えている。

 4~6月期の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推定数)は0.71で、四半期ベースで過去最低となった前年同期と同じだった。

 死亡数は1.1%増の8万4147人で、人口は2万7309人の自然減となった。死亡数が出生数を上回る人口の自然減は19年10~12月期から続いている。6月の死亡数は前年同月比0.5%増の2万6942人だった。

 4~6月期の婚姻件数は5万5910件で前年同期比17.1%増えた。離婚件数は2万2831件で2.7%減少した。


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