上半期におけるテレビ市場のシェア。青がサムスン電子、オレンジがLG電子、グレーがTCL科技集団、黄色がハイセンス
上半期におけるテレビ市場のシェア。青がサムスン電子、オレンジがLG電子、グレーがTCL科技集団、黄色がハイセンス
英調査会社のオムディアによると2024年上半期、サムスン電子によるテレビ市場でのシェア(販売金額基準)は28.8%でトップだった。これに16.6%のLG電子、12.1%の中国TCL科技集団、10・0%の中国海信集団(ハイセンス)が続いた。

サムスン電子のシェアは2023年上半期に31.2%だったが、中国のテレビメーカーに押され今回は2.4%下落した。

販売台数基準でのシェアを見ると、サムスン電子は18.3%、TCL科技集団が13.3%、ハンセンスが11.7%、LG電子が11.4%だった。2023年上半期と異なるのは、中国メーカーがLG電子のシェアを越えている点だ。

サムスン電子による80型以上のテレビのシェアは2024年上半期に33.5%で、前年同期比8.2%減少した。この間、TCL科技集団はシェアを5.5%増の16.2%まで引き上げた。

サムスン電子は2006年、初めて世界のテレビ市場シェア1位を記録して以降、18年連続でトップを維持してきたが、一方で中国メーカーの追い上げも目立っている。

世界のテレビ市場は2024年、大規模スポーツイベントや高級テレビ需要により小幅な回復傾向が見られる。上半期における世界のテレビの出荷台数は9446万5900台で、前年同期比約2%増加した。

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