不透明な国内外の市況に先んじて対応し、エネルギー事業で確固たる成長をしていけるよう、合併を決定したものだ。合併が実現すれば、アジア・太平洋地域で最大規模となる資産100兆ウォン(約10兆8757億円)、売上高88兆ウォン(約9兆5709億円)のエネルギー企業が登場することになる。
とくにSKイノベーションの石油事業、バッテリー事業とSKE&SのLNG事業、再生可能エネルギー事業が合わさることで、競争力の強化が図れる見通しだ。
さらにLNGや電力といった安定的な収益を創出するSKE&Sとの合併を通じて、SKイノベーションは収益の安定化が図れる。
益性も大幅に上昇することから、財務健全性の強化にもつながる。2030年には、利払い前・税引き前・減価償却前利益(EBITDA)が2兆2000億ウォン(約2391億8488万円)に達すると推測されている。
SKイノベーションのパク・サンギュ社長は「長期的な安定性と成長の土台になる今回の合併が順調に進むよう、全力を尽くす」と述べている。
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