サムスンSDIとGMが米バッテリー工場設立で本契約、35億ドルの投資が確定=韓国報道
サムスンSDIとGMが米バッテリー工場設立で本契約、35億ドルの投資が確定=韓国報道
バッテリー大手のサムスンSDIと米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が、米国における電気自動車(EV)用バッテリー工場の建設に向けた合弁会社の設立に関し、本契約を締結した。これに先立ち2023年3月、両社は同様の内容で覚書(MOU)を締結。工場用敷地をはじめとした詳細に関する協議を進めていた。

工場の場所はインディアナ州に確定していた。敷地規模は277万平方メートルとなる。2027年の量産開始を目標に、約35億ドル(USD、約5052億4950万円)を投資する。手始めに年産27ギガワット時規模の向上を設立し、その後は36ギガワット時へと拡大する見込みだ。

工場ではNCA(ニッケルコバルトアルミニウム)を使った角形電池を生産し、GMのEVに搭載する。サムスンSDIの角形電池は高いエネルギー密度で走行距離を向上させるだけでなく、バッテリーベントを搭載して安全性の面でも優れた機能を発揮する。同社は今回の工場設立を機に北米のEV市場におけるシェア拡大に乗り出すとしている。

サムスンSDIのチェ・ユンホ社長は「当社の技術が詰まったバッテリー『PRiMX』でGMのシェア拡大を後押しする」と述べた。
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