許代表はこの日、フェイスブックを通じて「大統領の現実認識はこのように浅はかかつ無責任で非科学的だ」とこのように明らかにした。
これに先立ち、尹大統領はこの日の午前、ヨンサン(龍山)大統領室で開かれた‘国政ブリーフィングおよび記者会見’で、政府医療改革による医療界と政府の対立と医療空白の打開案について「地方の総合病院や公共病院に行ってみると救急室の医師はほとんどいない。医療改革のせいではなく、もともとそうだった」と述べた。特に「もう医学部の増員が終わったため、改革の本質である地域・必須医療の再生に政策力量を集中する。2025学年度の医学部新入生募集は現在、滞りなく進んでいる」と述べた。
許代表は「予想どおり、本日の記者たちの質問は『医療大混乱』に集中した。医学部の定員をなぜ2000人増えなければならないのか、その具体的根拠について、相変わらず尹大統領はまともに答えられず、話を変える」と記した。
尹大統領の「救急救命室の医師不足が医療改革のせいではない」という趣旨の発言については「あきれる。昨年末580人だった救急室の専攻医は今、55人になった」と主張した。
続いて「尹大統領の考え方どおりに医師の数を大幅に増やし、いわゆる『落水効果』を通じて必須医療・地域医療が満たされるようなら、大統領も10人選べばよいのではないか。『大統領落水効果』でその中の1人はしっかりと働くから」と皮肉った。
さらに「大統領が水ではないように、医師も落水になることはできない」として、尹大統領が「医療現場に行ってみろ」と述べたことについては「そういう大統領は現場に行ってみて、そう発言しているのか分からない」と記した。特に「非常医療体制は円滑に稼働している」との尹大統領の発言には「まるで他国の大統領のようだった」と皮肉った。
許代表は「自分がすべてのことを知っているという錯覚から抜け出てほしい。尹大統領はそこからまた始めなければならないようだ」と伝えた。
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