朝鮮半島情勢と平和的な南北統一を論議する同フォーラムは来月3日にソウルで開催される。同部によると、当初は登壇者が21人で男性が20人を占めたが、新たに女性6人を加えた。登壇者は27人に増え、女性は1人から7人となり、全体に占める割合は5%から26%に上昇した。
同部がフォーラム開催を4日後に控え、女性登壇者を急きょ増やしたのは、クルックス氏が登壇者の男女比の偏りを問題視し、出席を拒否した事実がメディアで報道されたため。
在韓英国大使館は28日、大使のフォーラム出席は難しいとし、「駐韓英国大使館は性平等の価値を支持する」と表明した。
統一部は登壇者の男女比に偏りが生じた理由について「性別や国籍などに関係なく候補者を選定し接触したが、さまざまな理由により女性専門家が出席を辞退し、やむを得ず男性が多数を占めた」と説明した。しかし、クルックス氏の出席拒否が多数のメディアで報じられ、男性中心的な政府が世界に恥をさらしたという批判が広まる兆しが見え始めたため、女性登壇者を増やすに至った。
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