昨年「虐待」により亡くなったこども “44人”…18人は「3歳以下」=韓国
昨年「虐待」により亡くなったこども “44人”…18人は「3歳以下」=韓国
韓国では、44人のこどもが昨年「児童虐待」により死亡した。そのうち18人は3歳以下の幼児であった。

30日、韓国保健福祉部(省)は「2023年児童虐待年次報告書」を発刊し、国会の保健福祉委員会に提出したことを明らかにした。

この報告書によると、昨年の児童虐待届出件数は4万8522件で、前年(4万6103件)に比べ5.2%(2419件)増加した。

韓国では、ここ5年間における児童虐待の届出は増加の流れが続いている。

ここ5年間における虐待行為者のうち親の割合は、2019年75.6%・2020年82.1%・2021年83.7%・2022年82.7%・2023年85.9%と、かなりの割合を占めているだけでなく増加が続いている。

一方、親との同居人や幼・小・中・高校の教職員、塾や教習所の従事者、保育教職員、施設従事者など、代理養育者による児童虐待は全体の7.3%(10874人)を占めている。

保険福祉部は「虐待の懸念のある2歳以下の児童は、早期発見できるよう医療機関の未診療など主要危機指標を活用した児童の所在・安全確認も続けていく予定だ」とし「虐待行為者のうち親の割合がだんだんと拡がっていることから、より効果的な親を対象とした予防広報・教育案を模索していく」と語った。

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