航空業界の関係者によると、最大手の大韓航空は2日から週5往復を運航する仁川―鹿児島線をはじめ、日本路線の増便を予定している。まだ具体的な中身を決めていないが、人気路線を増便する計画だ。
大手のアシアナ航空は11月7日から仁川―熊本線の運航を週3往復(月、木、土曜日)で再開する。同線は2016年4月の熊本地震直後に運休したが、8年7カ月ぶりの運航となる。
同社は10月末から仁川と旭川を結ぶ定期便(週4往復)を飛ばすほか、週3往復の仁川―宮崎線を10月27日から週5往復に増便し、12月18日からは週7往復(1日1往復)に増やす。
格安航空会社(LCC)ではチェジュ航空が現在週5往復の仁川―東京(成田)線を7往復にするほか、他路線の増便も計画している。
ティーウェイ航空は12月半ばから週7往復の仁川―沖縄線を週11往復に増やすほか、仁川―佐賀線も週4往復から7往復に増便する。
エアプサンは釜山―松山線を週3往復から週6往復にするほか、釜山―大阪線、釜山―成田線など一部路線の増便を計画している。
イースター航空は10月27日から仁川―成田線と仁川―札幌線をそれぞれ週28往復、週14往復へと従来の2倍に増やすほか、徳島への週3回就航の年内実現を目指している。
エアロKは清州と札幌、熊本、北九州を結ぶ路線の就航を進めているほか、仁川、清州発の福岡線、名古屋線なども就航する計画だ。
冬季スケジュールは路線や割り当てに対する政府の認可が降りると確定する。
今年1~7月の日本路線の利用客は約1427万人で、韓国の国際線全体の28.3%を占める。国・地域別では1位で、前年同期の利用者数(約1020万人)から約4割増えた。
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