ECサイトの経営者を糾弾する売上金未払いの被害者(資料写真)=(聯合ニュース)
ECサイトの経営者を糾弾する売上金未払いの被害者(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が2日発表した「オンラインショッピング動向」によると、7月のインターネット通販の取引額は前年同月比5.4%増の19兆9626億ウォン(約2兆1800億円)で、増加率は現在の商品群で統計を取り始めた2017年1月以降で最も低かった。電子商取引(EC)サイト「ティーモン」と「ウィメプ」で販売者への売上金の支払いが行われていない問題によるオンライン消費心理の委縮が反映されたと分析される。

 商品群別では、飲料・食料品(14.6%増)と飲食サービス(8.9%増)、生活用品(11.1%増)が取引額全体の増加をけん引し、飲食サービスの取引額(2兆5526億ウォン)は過去最高を記録した。

 通信機器(41.3%増)、自動車・自動車用品(42.4%増)などの品目も伸びが大きかった。

 オンライン商品券のeクーポンサービス(31.0%減)は取引額が大幅に減少。猛暑や頻繁な降雨の影響でスポーツ・レジャー用品(6.8%減)と文化・レジャーサービス(0.2%減)の取引額も減少した。

 商品群別の取引額構成比をみると、飲料・食料品(14.2%)、飲食サービス(12.8%)、旅行・交通サービス(11.5%)の順で大きな割合を占めた。

 オンラインショッピングのうち、モバイルショッピングの取引額は15兆1173億ウォンで、前年同月比6.9%増加した。

 商品群別のモバイルショッピング取引額はeクーポンサービス(26.0%減)などで減少し、飲料・食料品(17.9%増)、飲食サービス(9.3%増)などで増加した。

 総取引額のうちモバイルによる取引額の割合は75.7%で、同1.0ポイント上昇した。 


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