反日活動家のソ・ギョンドク教授に殺害予告した脅迫犯、警察が検挙＝韓国

「韓国広報専門家」として知られるソンシン（誠信）女子大学のソ・ギョンドク（徐坰徳）教授を殺害するという内容をオンライン上に書き込んだ脅迫犯が警察に検挙された。

3日徐教授と警察によると、最近インターネットへの書き込みを通じ徐教授を殺害すると脅迫したA容疑者が検挙され検察に送致された。

徐教授はきょうフェイスブックに、「きのう（2日）警察庁から連絡があり、検挙された被疑者は容疑が認められ起訴意見により検察に送致された」とし、「多くのネットユーザーが心配し応援してくれたおかげで事件が解決できた」と伝えた。

先週、被害者調査を受けたという徐教授は、「被疑者がポータルサイトのコメント欄に書き込んだ文章を実際に見たが、ぞっとした。『なぜこのような書き込みができるのか』という考えしか浮かばなかった」とし、「匿名の後ろに隠れ誰かにこのような殺害脅迫をするということは本当に起きてはいけないこと」と指摘した。

そして、「書き込みを見てすぐに通報してくれたネットユーザーに感謝を伝えたい」とし、「また、迅速な捜査で犯人を検挙してくれたインチョン（仁川）警察庁の刑事さん、昼夜を問わず身辺の安全を確認し助けてくれた地区交番の警察官にも感謝を伝えたい」と記した。

これに先立つ先月20日午前0時ごろ、徐教授の自宅に警察官3人が訪れた。あるメディア記事のコメントに徐教授を殺害するという脅迫内容が掲載され、徐教授の身の安全を確認するためだった。脅迫内容を目撃したネットユーザーが警察に通報したことで捜査が始まった。