長江デルタ鉄道、「暑運」輸送旅客数は延べ1億7700万人近くに＝中国報道

中国鉄路上海局集団有限公司は1日、ことしの「暑運」（夏の特別輸送体制）の運行データを発表した。

長江デルタ地域の鉄道（以下、長江デルタ鉄道）の輸送旅客数は、「暑運」期間（7月1日～8月31日）で1億7700万人（延べ人数、以下同）近くに達した。前年同時期比で6％近くの増加となっている。また、同時期に貨物運輸システムを強化し、累計貨物取扱量が3397万トンにのぼった。

「暑運」期間は移動客が増えるシーズンで、長江デルタ鉄道でも帰省客、旅行客、学生客が大幅に増加した。長江デルタ鉄道管内を往復する路線の輸送旅客数は1億3800万人近くにのぼり、過去最多となった。各列車の乗車率は平均8割以上。

同鉄道では一日の旅客数が260万人を超えた日が48日あり、このうち8月24日の旅客数が345万4000人で、「暑運」単日旅客数として過去最多を記録した。