100人は8月6日に入国し、仕事内容や韓国語、セクハラ予防、安全教育などについて計160時間の研修を受けた。
応募があった計731世帯から157世帯が選定され、最終的に142世帯に家事管理士が派遣されることが決まった。
派遣されるのは、「共働き家庭」が115世帯(81%)、「妊婦がいる家庭」が12世帯(8.5%)、「子どもの多い家庭」が11世帯(7.7%)、「母子・父子家庭」が4世帯(2.8%)となっている。
ソウル市の関係者は「キャンセルが多かったため、申請すれば1カ月からでも利用できる」と話した。12歳以下の子どもがいるソウル市に在住する世帯が対象で、「代理主婦」「トルボムプラス」などのアプリから常時申請を受け付けているという。
市のガイドラインによると、フィリピンの家事管理士の業務範囲は育児と育児関連の家事などで、サービスを6時間以上利用する場合は、子どもの安全が確保される範囲内で簡単な掃除や親などの衣類の洗濯も可能だ。高齢者の世話、大人のための調理、雑巾がけ、買い物、冷蔵庫など電化製品の掃除、アイロンかけなどは業務範囲に含まれていない。
育児に関連する範囲内で同居している家族に対する家事業務を「付随的に」遂行できるというのが原則だが、どこまでを付随業務とみなすのか判断が分かれることもありそうだ。
契約時に可能な業務範囲内で希望するサービスを定め、契約後に業務を追加したい場合は、家事管理士に直接指示することはできず、サービス提供事業者と協議して調整しなければならない。
ソウル市の担当者は「フィリピンの家事管理士たちが現場で業務を支障なく遂行するよう支援する」と話した。
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