一方サムスン電子の中国での売上高は、97.8%増の23兆5456億ウォン(約2兆5730億円)。全売上高に占める割合は16.1%で、前年同期の9.6%から上昇した。
2社の中国における売上高が好調な理由は、現地で半導体需要が高かったためと分析できる。米国による中国製半導体への規制が続くなか、中国は広帯域メモリー(HBM)開発など、半導体の自国での調達を進めている。これにより米国のさらなる規制強化が見込めることから、その前の在庫確保に向けた動きが2社の売上高に反映された。
2社による売上高が国により異なる傾向は、今後も続く見込みだ。米国ではHBMの需要が続く可能性が高い。一方で中国も半導体需要の多くを占めることから韓国企業としては逃せない市場となっている。このため、韓国政府が米国と持続的に協力していく必要があるとの指摘も出ている。
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