「インプラントを30万ウォンでできる?」結局「食い逃げして廃業」...江南有名歯科医院の最後
「インプラントを30万ウォンでできる?」結局「食い逃げして廃業」...江南有名歯科医院の最後
ソウル・カンナム(江南)で患者を相手に「食い逃げ廃業」をして告訴された有名インプラント歯科院長が検察に送致された。

「ニュース1」によると4日、ソウル江南警察署は同日、ソウル江南大通りに位置した有名インプラント歯科を運営していたところ、突然廃業して告訴されたA氏を詐欺容疑で検察に送致することを決めた。

A氏は患者81人からインプラント治療費として前払い金を受け取った後、返さなかった疑いが持たれている。被害額は2億2000万ウォン(約2400万円)に達することが把握された。

A氏は5月31日午後10時56分、患者に「現在の状況が厳しいため、これ以上病院を運営することができず、来院しても応対する職員がいない」と知らせた。これに対して、患者の一部がA氏を詐欺の疑いで警察に通報した。

この歯科は他の病院より安い価格でインプラントができると広報してきた。被害者らによると、最も安いインプラント価格が30万ウォン(約3万2000円)台であり、これは他の病院の4分の1水準であった。このため、地方から訪れて診療を受けてきた高齢層・低所得層・外国人患者の多くが被害にあった。
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