「診療制限」の案内は救急救命センターでの処置後の診療が不可能であることを意味し、国立中央医療院の中央救急医療センターのホームページ「総合状況板」に表示される。
調査結果によると、大学医学部の定員増が発表され、研修医が職場を離れた2月から8月26日までの診療制限案内の件数は前年同期(5万9004件)比22.7%増の計7万2411件に上った。なかでも、8月の1万610件のうち、専門医の不在など医療人材の不足を理由とする診療制限は3721件(35.1%)を占めた。
金議員は「間もなく始まる秋夕(中秋節、今年は9月17日)の連休には事件や事故が増え、救命救急センターを訪れる患者がさらに増えるが、徹底的に準備しなければ大混乱が発生する恐れがある」として「政府は早急に対策を講じなければならない」と述べた。
これに対し保健福祉部は、研修医の離脱により救急救命センターの運営に一部支障が出ているのは事実だが、医療崩壊が憂慮されるレベルではないと説明した。
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