「国家代表料理観光コンテンツ33選」はことし7月に文化体育観光部と韓国観光公社が訪韓観光客の誘致戦略の一環として料理観光を活性化するため選定し発表した資料だ。BCカードは33種のコンテンツのうち食材、伝統酒を除いた15種の代表料理に対する3年間の消費データを内国人と外国人に分類し分析した。
まず地域の代表料理を現地で販売する食堂での外地人の決済件数は地域によって現地人と比べ最大4.8倍まで(カンヌン/江陵)差があった。地域の代表料理として選定されたメニューのほか、外地人が好む料理も多数確認された。
江陵の場合、「ムルフェ」や「タッカンジョン」を販売する食堂で外地人が決済した件数が現地人と比べそれぞれ3.0倍、7.2倍以上多かった。チェジュ(済州)(豚肉)、テグ(大邱)(チキン)、タミャン(潭陽)(トッカルビ)地域内の「ククス(麺)」と関連した決済件数も現地人と比べ最大5.1倍以上多かった。
ここ3年間で外国人が好む韓国料理の順位も多様な変化があった。15地域内の食堂で外国人が決済した細部データを分析した結果、「チキン」や「中華料理」店での決済が依然として最も高い順位を占めていた。しかし低い順位を記録中の「カンジャンケジャン」や「クッパ」、「スンドゥブ」のような伝統料理の順位が高まるなど、ことしに入り異色な料理に対する外国人の関心度が高まっていることが確認された。
韓国の伝統料理に対する関心度の高まりはこの料理が有名な地域を外国人が直接訪れて消費する現象につながった。過去3年間で韓国国内の交通手段(高速バス、鉄道、レンタカー)を利用した外国人が15地域内の食堂で決済した金額および件数は交通手段を利用しない外国人より約50%高い数値を記録した。
全国各地の飲食店を巡る外国人は製菓業の売り上げにも影響を与えた。地域別の製菓業における売り上げ上位5位の店のデータを分析した結果、製菓業での外国人の決済件数はここ2年で2倍以上に増加した。特に、この期間における外地人の決済件数の増加率(+57%)と比べ約3倍(+141%)の差が出るなど、韓国で流行中の「パン店巡り」が外国人の間でも流行していることが確認された。
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