貞洞路を道なりに行くとあるのが、旧ロシア公使館と徳寿宮のチュンミョンジョン(重明殿)だ。旧ロシア公使館はルネッサンス様式の建築物で、ロシア人建築家のイワノビッチ・セラディン・サバティンが設計した。日本によるミョンソン(明成)皇后殺害以降、王コジョン(高宗)が隠れ家としていたことで有名だ。
高宗が公使館に滞在していた当時、徳寿宮を出入りするために使った道として知られる「高宗の道」もある。火曜日から日曜日の午前9時から午後6時まで、無料で通ることができる。
一方、重明殿は1905年11月17日、大日本帝国が大韓帝国の外交権を接収することにつながった、第二次日韓協約が締結された場だ。内部では、伊藤博文やイ・ワンヨン(李完用)などが並ぶ様子が再現されている。
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