米大統領選の民主党候補ハリス副大統領陣営が、コインベースコマース(Coinbase Commerce)を通じて、暗号資産(仮想通貨)の寄付を受け付けたと伝えられた。

5日(現地時間)、コインベース(Coinbase)の最高財務責任者(CFO)アレシア・ハース(Alesia Haas)は、ニューヨークで開かれた「Citi 2024 Global TMT Conference」で、ハリス副大統領がキャンペーンのためにコインベースコマースを使用して暗号資産を受け取っていると明らかにした。

これに対し、ハリス陣営の広報担当者は現在、政治活動委員会(PAC)を通じて暗号通貨の寄付を受け付けていることを確認した。ハリス副大統領を支援するスーパーPAC「フューチャー・フォワード」がコインベースコマースで加入し、暗号通貨を通じた後援が許可されたのだ。

オープンシークレット(Open Secrets)によると、「フューチャー・フォワード」は、11月の選挙でハリスが共和党候補ドナルド・トランプを倒すための資金として1億6300万ドル(約232億円)以上を募金した。

「フューチャー・フォワード」は2020年、当時の副大統領だったジョー・バイデンの選挙に1億5000万ドルを支出した。最近、バイデンが2024年の再選に立候補しないことを発表した後、彼の顧問であるアニタ・ダン(Anita Dunn)は、暗号通貨政策について議論する業界リーダーとのイベントに参加し、このスーパーPACに参加する計画だと伝えられた。
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