李代表とパク・チャンデ院内代表、キム・ミンソク最高委員をはじめとする党指導部はこの日キョンサンナム(慶尚南)道キメ(金海)のポンハ村を訪れた。
党指導部は最初に盧前大統領の墓域に参拝した。李代表は酷暑のため汗だくで参拝を終えた。続いてチャ・ソンス覚醒している市民文化体験展示館長の案内を受けて盧武鉉記念館を見学した。
観覧に先立ち、李代表はチャ館長に訪問客の推移を尋ねた。チャ館長は「新型コロナウイルス感染症の拡散前は年間80万人程度が訪れたが、今は35万人、40万人程度になる」とし「私たちだけではなくパンデミックが収まっても観光産業が以前の状態には回復できない」と付け加えた。
これに李代表は「最近の生活が苦しくなっていることも影響があるか」と尋ねるとチャ館長は「それが一番大きい。景気が悪過ぎる」と答えた。
またチャ館長は李代表に「表情が穏やかになり、明るくなって見ていていい気分だ」と話した。李代表が「以前はそうではなかった?」と笑って冗談を返すと、チャ館長は「以前は本当に気まずかったです」と一緒に笑った。
短い観覧を終えた後、党指導部は盧前大統領の私邸に移動し、クォン夫人と昼食を共にした。この日は盧前大統領の誕生日だった旧暦8月6日でわかめスープが出た。
1時間ほどの会話を終えた後、イ代表は取材陣の前で「以前は新型コロナウイルスのせいで訪問を急きょキャンセルしたが、今日が盧前大統領の誕生日だったので意味もある訪問だった」とし「夫人が元気でよかった」と短く所感を語った。
続いてチョ・スンレ民主党第一広報官は「(クォン女史は)民主党指導部が遠いポンハまでずっと訪問し続けてくれることに感謝の意を伝えた」と話した。また「最近天気が本当に良くないので、クォン夫人も気候問題に大きな関心を持っている」と付け加えた。
最後にチョ広報官は「今の一連の状況についてクォン夫人も深く心配をしており、それに対して党が今のようにしっかりと対処していってほしいとおっしゃった」と伝えた。
「一連の状況」とはムン・ジェイン(文在寅)元大統領を被疑者として敵視するなど検察の捜査が前政権に向かうことかと尋ねると、チョ広報官は「お察しのとおり」と回答した。
李代表と党指導部はこのまま慶南のヤンサンのピョンサン村を訪れ、文在寅元大統領を訪れる。
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