「性的暴力被害」として虚偽告訴した20代女性...示談金3000万ウォンを受け取って罰金700万ウォンを宣告
「性的暴力被害」として虚偽告訴した20代女性...示談金3000万ウォンを受け取って罰金700万ウォンを宣告
出会い系アプリで出会った男性と合意の上で性的関係を持ったが、突然性的暴力を受けたとして、虚偽告訴をした20代の女性が罰金刑を言い渡された。

韓国プサン(釜山)地方裁判所は8日、恐喝未遂と虚偽告訴の疑いで起訴された女性A容疑者に、原審と同じ罰金700万ウォン(約74万円)を宣告したと明らかにした。

A容疑者は2022年9月10日、出会い系アプリを通じて出会った30代の男性B氏と釜山ヘウンデ(海雲台)のあるホテルに宿泊した後、合意の上で性的関係を持った。

A容疑者はその後、B氏が用事を済ませて戻ってくると出て行ったが、連絡を受けずに、ホテルの宿泊を延長してほしいという要請も拒否すると、脅迫し始めたことが伝えられた。

A容疑者は「100万ウォン(約10万6000円)を渡さなければ、性的暴力を受けたと通報する」という内容のメッセージも送っている。

B氏がこれを断ると、A容疑者は「拒否の意思を明らかにしたのにも関わらず、強圧的に性的暴力を受けたため、加害者を厳罰してほしい」という内容の告訴状を警察署に提出した。

裁判所は「虚偽告訴の犯行は被害者が不当な処罰を受ける可能性がある重大犯罪であるため罪責が重い」とし「ただし、被告人が3000万ウォン(約318万円)を被害者に渡して示談した点、恐喝犯行が未遂に終わった点、性的暴力の告訴を取り下げた点などを考慮した」と量刑理由について明らかにした。
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