国会議長室で会合を開いた国民の力の秋慶鎬院内代表(左)と共に民主党の朴贊大院内代表(右)=9日、ソウル(聯合ニュース)
国会議長室で会合を開いた国民の力の秋慶鎬院内代表(左)と共に民主党の朴贊大院内代表(右)=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が医師不足などの対策として打ち出した大学医学部の定員増に反発する研修医らが医療現場を離脱するなどの混乱が続いている問題で、与野党は9日、同問題を議論するための協議体に医療界が参加するよう求めることで一致した。

 与党「国民の力」の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)院内代表と最大野党「共に民主党」の朴贊大(パク・チャンデ)院内代表が国会で会合を開いた。

 医療界は2025年と26年度の医学部の定員拡大計画を白紙に戻すことを協議体に参加する条件としている。

 秋氏は会合後、記者団に対し、「政府は医療界とさまざまな接触をしており、予定もしている」として、「党としても(医療界との)接触を試みている」と明らかにした。朴氏は「医療界が協議のテーブルに着くよう政府の真摯(しんし)かつ説得力のある提案が必要だ」とし、「野党も協議体を提案したため、問題解決に集中する」との意向を示した。


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