ソニオは2020年設立。産婦人科で使用する超音波用診断ソフトウェアを中心に、患者の診断履歴を簡単に確認・管理できるようにするITソリューションやAIによる診断補助機能を開発している。
同社は自社AIソリューションのアップグレードに、ソニオの技術が役立つとみている。
またソニオは米国市場でネットワークを保有しており、今後米国でサムスンメディスンが市場拡大する際にも寄与するとの期待も寄せられている。ソニアは8月、産婦人科用AIソリューションについて米国食品医薬品局(FDA)から販売に向けた承認を受け、米国で大規模な供給契約も締結している。
サムスンメディスンは韓国、中国、東南アジアなどでシェア1位となっているが、米国では2位にとどまっている。米国でのシェアは7%で、トップのゼネラル・エレクトリック(GE)との格差も大きい。
業界の関係者は「サムスンメディスンはFDAから技術力を認められた企業を買収することで、ソフトウェア領域における早期の競争力強化を実現したいとみられる」と話した。
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