世界最低出産国の韓国、ベビーカーより「ペットカート」が人気

世界最低水準の出産率を示している韓国では、ベビーカーよりペットを乗せる「ペットカート」が多く売れているという。

米ウォールストリートジャーナル（WSJ）は今月8日（現地時間）、韓国ソウル発の記事で「最近韓国では出産率が低下しペットの数が増加していることで、ペットカートの販売量がベビーカーを超えた」と報道した。

高級ベビーカーブランド“エアバギー”のプレミアム・ペットカートの価格は1台1100ドル（約15万7000円）もするが人気を得ているため、このメーカーの韓国事業部は最近ベビーカーを整理しペットカートだけを販売しているという。

WSJは「先進国では多くの人がペットのために誕生日を祝ったり犬小屋などを豪華にするなど、多くの愛情を注いでいる」と伝えた。

韓国でも、デパートや食堂・通りなどでペットカートを押して歩く姿が日常となっている。

また、若者たちの間でも結婚・出産・育児よりペットを飼うほうを望む場合が少なくない状況である。