米国株式に先週の下落過大に伴う反発買いが大量に流入し、3大指数がすべて1%以上上昇すると、ビットコインもラリーしている。

10日午前9時25分現在、グローバルコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップでビットコインは24時間前より2.92%急騰した5万6667ドル(約811万円)を記録している。

この日、ビットコインは米国株式市場の終値直後である午前6時から急騰し始め、5万8000ドル(約831万円)近くまで上昇した。

これは、米国株式が一斉にラリーしたためとみられる。この日、ニューヨーク市場でダウは1.20%、S&P500は1.16%、ナスダックも1.16%それぞれ上昇した。米株式市場の3大指数全てが1%以上上昇した。

先週末、米国株式市場は雇用報告がまちまちだったため、不確実性が高まり、ナスダックが2%以上急落するなど、一斉に下落した。

これにより、週間ベースでS&P500は4.3%下落し、2023年3月以来の最悪の一週間を過ごした。ナスダックは5.8%急落し、2022年以来の最悪の週となった。ダウは2.9%下落した。

これにより、今週の初日である9日のニューヨーク株式市場には、下落の過大評価による反発買いが大量に流入したものとみられる。

ビットコインが急騰すると、時価総額2位のイーサリアムは1.61%、時価総額5位のソラナは2.52%急騰するなど、仮想通貨が一斉にラリーしている。

今日の反発にもかかわらず、ビットコインは9月に入って約3%下落し、今年3月に7万3000ドル(約1046万円)を超えて過去最高値を更新した後、20%以上急落した状態だ。
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