KAISTとニューヨーク大が共同学位を新設、AIの高度人材を育成へ=韓国報道
KAISTとニューヨーク大が共同学位を新設、AIの高度人材を育成へ=韓国報道
韓国科学技術院(KAIST)と米国のニューヨーク大学が、人工知能(AI)分野の共同学位制度の導入に向け提携した。

これに先立ち2022年6月、両校は共同キャンパス構築のため提携していた。これによりキャンパスの共有や共同研究の推進、共同学位の創設を進めてきた。この過程で実施した両校の研究プログラムには約200人の教員が協力したほか、ニューヨーク大学では18億ウォン(約1億9224万円)の後援金が集まるなどの成果を上げた。

早ければ2025年末に新設される共同学位は、大学院生対象の新たな学位を創設するものだ。学科同士が協力する、従来の複数学位とは異なる。

新学位創設にかかる費用は、基本的に両校が共同で負担する。優れた学生を選抜するほか、この学生はニューヨーク大学の授業に参加できる。KAISTが強みを持つ分野もあるため、両国を行き来し学ぶシステムも構築する予定だ。

新たな学位はAI分野の教育や研究を強化したもので、世界的に不足しているAI人材を発掘するのに寄与するとみられる。両校の教授が進める多様な研究事業に参加し、経験を積めるようにする計画だ。両校は2023年からこれまで12分野で約200人が参加する国際共同研究を推進してきており、活発な協力が見込まれる。




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