趙氏は「(北朝鮮が)どのような形であれ重大な挑発をして視線を引こうとするのではないかというのが多くの人の話」と説明した。
非核化を巡り、米朝間で重大な交渉が行われる可能性については、トランプ前米大統領が当選すれば北朝鮮と対話をするとしており、何らかの形で試みるのではないかと考えるとしながらも、先に米国と韓国が対話することが条件になるとの見解を示した。
米大統領選の結果により政権が交代する場合、米国の対韓政策が変わると考えるかについては、変わらないと思うと述べた。
在韓米軍の駐留経費負担を巡る韓米の交渉が難航し、在韓米軍の規模縮小が浮上する可能性については、「そのような話が出てくる素地はある」と述べた。
昨年8月に米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで韓米日首脳会談が行われたことに関連し、今年も3カ国首脳会談が開かれるかについては、「毎年開くことに合意したため、今年中に開かれるのではないかと考える」とし、「韓米日3カ国の協力モメンタム維持のため外交努力を続ける必要がある」と述べた。
中国の習近平国家主席の訪韓問題については、「これまで韓国大統領が6回中国を訪問し、習主席は1回来た。今回は習主席が韓国に来る番だ」とし、「ただ急ぐ必要はなく、形式にこだわる必要もない。自然に機会を見つけたい」と話した。
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