5年間で「校内暴力」の通報23万件…3年間で「72%以上」も増加=韓国
5年間で「校内暴力」の通報23万件…3年間で「72%以上」も増加=韓国
韓国ではここ5年間、校内暴力の通報件数が23万余件に達していることがわかった。特に、このような校内暴力の通報件数は、2020年から2023年までの3年間で72%も増加していることから「教育当局や警察が特段の措置を講じなければならない」という指摘が出ている。

韓国国会“行政安全委員会”所属のパク・ジョンヒョン“共に民主党”議員は、警察庁から入手した「ここ5年間の校内暴力通報件数」の統計によると、校内暴力通報センター(117)と警察庁112通報に受け付けられた校内暴力の通報件数は、2020年の3万3524件から2023年には5万7788件へと、3年間で72%以上増加したことがわかった。

一方、ことしの7月までに受け付けられた全国の校内暴力通報件数は、計3万8401件と集計された。このままこの流れが続けば、年末には6万5000件を超える可能性がある。

関係省庁は校内暴力根絶のため多様な対策を打ち出しているが、校内暴力の通報件数はなかなか減っていないのが現状である。

パク議員は「校内暴力の通報件数が増加しているが、学校専門警察官の数は現場で実感できるほど増加していない」とし「政府は緊縮財政を前面に押し出して公務員の採用を減らしているが、少なくとも児童や青少年の安全に責任を持つ学校専門警察官を現在の2倍以上は増やし、効果の実感できる治安行政を具現化する必要がある」と語った。

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