業態別の市場成長率。左から無店舗小売店、コンビニエンスストア、免税店、デパート、小売市場全体、スーパーマーケットおよび雑貨店
業態別の市場成長率。左から無店舗小売店、コンビニエンスストア、免税店、デパート、小売市場全体、スーパーマーケットおよび雑貨店
大韓商工会議所は統計庁の小売販売額データを基に、2014~2023年における小売市場の変化を分析した。結果、実店舗を持たない小売店(無店舗小売店、12.6%)、コンビニエンスストア(10.4%)が、市場全体の平均成長率(3.2%)を上回ったことが分かった。

2023年における韓国の小売市場は、2014年の382兆3000億ウォン(約40万3904億円)から、509兆5000億円(約53兆8292億円)へと33.3%増えた。

業態別のシェアを見ると、オンラインショッピングやテレビショッピングなどの無店舗小売店が、2014年の11.8%から2023年には25.7%へ2倍以上拡大した。82.7%のコンビニエンスストア、24.2%の免税店も2014年に比べ増えている。半面、専門小売店(27.4%減)、大型スーパーマーケット(16.4%減)などは縮小した。

品目別では、家具をオンラインショッピングで購入する割合が34.2%と最大だった。コンピュータ・電子・通信機器(33.0%)、書籍・文具(31.5%)などがこれに続いた。オンラインショッピングにおいては、飲料・食料品のシェアが2017年の7.1%から2023年には18.5%となり、拡大速度がもっとも速かった。

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