開校して70年が経過するソウル市内の中学校が、生徒数の減少により廃校になることが決まった。

ソウル市教育庁によると、カンソ(江西)区にあるキョンソ(京西)中学校は2027年3月1日に統廃合されることが決定した。来年の1学期からは新入生徒の受け入れを停止する。

ソウル江西ヤンチョン(陽川)教育支援庁教育長は11日、京西中学校の統廃合予定にともなう確定公告を出し、「小規模な学校の規模を適正化し、教育課程の運営を正常化することにより、生徒らの学習権を保障するために統廃合を推進する」と説明している。

江西区カヤン(加陽)洞の公立中学校である京西中学校は1950年、キョンギ(京畿)工業中学校から分離して開校した。その後、1968年にマポ(麻浦)区コンドク(孔徳)洞に移転し、さらに1993年に現在の江西区加陽洞に移転した。

しかし、近隣マンションの出生率低下により新入生数が減り続け、京西中学校は小規模学校として存続してきたが、ついに廃校することを決めた。

ソウル市教育庁によると、今年の京西中学校の1年生の生徒数は27人だった。2022年に34人、2023年に36人だったのに続き、極めて少数で推移していた。
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