各種入試願書代行サービス企業のユーウェイによると、12日午後6時の時点で、全国39の医学部への随時募集に約4万7167人が志願した。募集人数2978人(社会配慮、機会均等選抜の一部を除く)に対し競争率は15.8対1に達している。
特に注目されるのは、地域人材選抜で1万2357人の応募があり、募集人数1549人に対し約8倍の競争率を記録している。一方で、医科大学院である車医科大は統計から除外された。随時募集の受付は9日から13日まで各大学で行われており、在外国民・外国人特別選抜を除くと、選抜人数は3089人に上る。
首都圏外の26の医学部では、地域人材選抜で1549人を募集中であり、ソウル大学と高麗大学はすでに志願受付を締め切っている。延世大学と梨花女子大学もこの日、受付を終了した。残る35の医学部は最終日まで受付を続ける予定だ。
この日に締め切られた延世大学(ソウル)の医学部の競争率は14.29対1で、昨年(10.57対1)より上昇。選抜タイプ別では、延世大学(ソウル)の学生部教科(推薦型)の競争率は10.2対1、学生部総合(活動優秀型)の競争率は14.29対1となった。昨年(学生部教科6.5対1、学生部総合11.33対1)よりも競争率がすべて上昇した。
前日に締め切られたソウル大学(12.66対1から13.56対1へ)、高麗大学(27.04対1から30.55対1へ)に続き、いわゆる「SKY大」の医学部の競争率が昨年よりもすべて上昇。これら3校の医学部総競争率は16.34対1から18.82対1へ上昇している。
また、この日に締め切られた梨花女子大学の医学部(未来人材選抜1種類のみ実施)の競争率は16.39で締め切られた。昨年(20.85対1)よりも下落した。全医学部の選抜の中で最も高い競争率は、成均館大学の論述優秀選抜(293対1)だった。次いで、仁荷大学の論述優秀者選抜(162.58対1)、嘉泉大学の論述選抜(141.3対1)、カトリック大学の論述選抜(120.42対1)、中央大学の論述選抜(111.5対1)、慶熙大学の論述優秀者選抜(101.47対1)の順となった。100対1の競争率を超える選抜が6つに達した。
大学の医学部入試で論述選抜の競争率が高い理由は、数学科目の論述評価をクリアすれば、大学入試の最低学力基準を満たすだけで良いため、数学に秀でた学生が集まりやすいからだ。他大学の随時募集の志願受付期間がまだ残っていることから、全医学部の競争率はさらに高まる見通しだ。
一方で、2025年度の随時募集が進められ、すでに医学部の志願者が多く集まっているため、医療界が主張する2025年度の増員白紙化は困難であるものと見られる。
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