労働新聞はこの日、「第2経済委員会傘下の国防工業企業所では、軍隊の作戦運用上の要求に応じて性能を向上させた新型の600ミリ放射砲車を開発・生産した」とし、キム・ジョンウン国務委員長が「新たに開発した砲車が従来に比べて機動性や効用性の面で優れていることについて評価した」と伝えた。
前日、韓国の合同参謀本部は午前7時10分頃、北朝鮮がピョンヤン(平壌)一帯から日本海上に発射した短距離弾道ミサイルの数発を捉えたと明らかにした。これらのミサイルは約360キロ飛行した後、日本海上に落ちた。
北朝鮮の報道によると、今回の新型600ミリ放射砲は、既存の4連装から6連装に改良されたものとみられる。移動式発射台(TEL)も軌道型から4軸車輪型に改良され、機動性が強化されたものと分析される。今回は600ミリ超大型放射砲の連続射撃も行われた。
国会国防委員会所属のユ・ヨンウォン国民の力議員は「既存の4軸4連装の車輪型超大型放射砲は、発射衝撃にともなう車体の揺れで連続発射が制限される」とし「開発当時の発射間隔は17~19分で、無理な連続発射を試みて上昇段階で墜落したりもした」と話した。
続けて「新型4軸6連装車輪型放射砲は、搭載重量を増やし安定性も高く、機動力と同時打撃能力が増大したと見られる」と明らかにした。特に「移動式発射台は軌道型から4軸車輪型に改良され、機動性が強化された」と分析した。
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