校内暴力で検挙された青少年、1~8月で1万3000人超…過去最多の見通し=韓国
校内暴力で検挙された青少年、1~8月で1万3000人超…過去最多の見通し=韓国
ことし1~8月に校内暴力で検挙された青少年が1万3000人を超え、年間最多記録を更新すると予想された。

国会行政安全委員会に所属する「祖国革新党」のチョン・チュンセン議員室が16日に警察庁から提出を受けた資料によると、ことし1~8月に校内暴力で検挙された満14~18歳の青少年は1万3157人だった。

校内暴力で検挙された青少年は毎年増加している。2020年は1万1331人、2021年1万1968人、2022年1万4436人で、昨年は1万5437人に達し過去最多を記録した。

犯罪類型を見ると、暴行・傷害(6128人)が47.3%で最も多く、性的暴行25.1%(3303人)、その他(脅迫、侮辱・名誉毀損<きそん>、強要など)19.9%(2614人)、金品強奪7.76%(1022人)などがその後に続いた。

半数近く(47.2%、6213人)は立件前調査終結として措置された。35.3%(4640人)は検察に送致された。拘束状態で検察に引き渡された青少年は57人だ。17.5%(2304人)は裁判所の少年部に送致された。

満14歳以上は「刑事未成年者」に該当しないものの、検挙された人数の半数近くが校内暴力の程度が相対的に軽く、正式に立件される代わりに学校側の処分などを受けたと解釈される。

チョン議員は、「ことし8月までの校内暴力の検挙者数がすでに昨年の85%に達した」とし、「校内暴力など日常の脅威を根絶するための政策提案と立法を続けていく」と話している。
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