健康管理をして収入も獲得、加入者100万人の「てのひらドクター9988」=韓国
健康管理をして収入も獲得、加入者100万人の「てのひらドクター9988」=韓国
ソウル市が運営する「てのひらドクター9988」は、スマートフォンやスマートウォッチで健康管理とポイント獲得ができるヘルスケアアプリだ。

加入するだけでも5000ポイント取得できる。アプリを開くだけ、または万歩計機能をはじめとした健康管理で必要な目標を達成するたびに、1000ポイントを提供する。1日に8000歩以上歩く、または健康クイズやアンケートに参加することでも約200ポイント、それぞれ獲得できる。

ポイントは、ソウル市で使える商品券アプリ「ソウルペイ・プラス」で、現金のようにオンライン・実店舗で使用できる。食堂やスーパーマーケットなど約26万の加盟店はもちろん、「Gマーケット」や「クーパン」などの電子商取引プラットフォームにも対応する。公共料金の支払いも可能だ。

ソウル市によると「てのひらドクター9988」の加入者は100万人。年内に加入者が約150万人に達するとみる。運用には、118億ウォン(約12億5116万円)の予算を確保しているという。今後は万歩計機能のほか、血圧や心拍数などを測定する総合健康管理サービスとしていく計画だ。

給与以外に収入源を確保したい会社員や、仕送りだけでは不足している学生など、ちょっとした支出を抑えたい人たちにとって、同アプリは最適の選択肢といえる。


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