LSエレクトリックは重電業界における初のサービス企業へと飛躍すべく、工場エネルギー管理システム(FEMS)リース事業の展開を目指している。2023年にはスウェーデン自動車大手ボルボの韓国法人、ボルボコリアから1820億ウォン(約193億3878万円)に上るFEMSのリース事業を受注していた。
ボルボコリアはチャンウォン(昌原)工場とボルボ・トラック・コリアのキムヘ(金海)・インチョン(仁川)工場へ段階的にFEMSを導入し、工場外部に別途の発電施設を設置して、電力購入計画(PPA)を推進する予定だ。
業界ではLSエレクトリックが、再生可能エネルギー事業の規模を拡大し、収益性の改善に乗り出すとみている。世界的に見ても再生可能エネルギー市場が急速に成長しているほか、韓国でも分散エネルギー活性化特別法の施行などLSエレクトリックには追い風となる要素が多いためだ。
これに先立ち同社は、海外でエネルギー貯蔵装置(ESS)事業を中心に、大規模受注に成功している。
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