韓国の防衛事業庁は18日「今月11日、600キログラム未満の小型ドローンに特化した軍用航空機の標準堪航認証基準を告示した」と明らかにした。
堪航認証とは航空機の飛行安全性を政府が認証するもので、防衛事業庁は軍用航空機の特性を踏まえた標準堪航認証基準にしたがって堪航認証を遂行している。
防衛事業庁は「米国や欧州などドローン開発先進国は最近『小型ドローンに関して、有人機に準じた複雑な堪航認証基準を適用することは実用的ではない』という点を認識し、堪航認証の簡素化手続きを整えている」とし「海外の事例を参考にし、小型ドローンに特化した別途の標準堪航認証基準を定め施行することになった」と説明した。
新たな標準堪航認証基準は、これまでの基準項目に比べ90%以上簡素化したもので、この基準を適用する場合、通常1年以上かかる小型ドローンの堪航認証遂行期間が6か月以内に短縮されるものとみられている。
このことにより、最近ドローン戦略を強化している北朝鮮の脅威に備えたすみやかなドローン戦力の獲得が可能となるものと期待されている。
防衛事業庁のキム・イルドン新興局長は「小型ドローンに特化した標準堪航認証基準の施行により、民間の最新ドローンをすみやかに軍事化させることができ、国内においてドローン関連産業発展のための生態系づくりがなされていくだろう」と期待した。
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