昨年における10代の麻薬事犯1066人...1年で3.6倍上昇=韓国
昨年における10代の麻薬事犯1066人...1年で3.6倍上昇=韓国
10代の薬物事犯数が1年で3倍以上急増した。

警察庁が「共に民主党」のユン・ゴンヨン議員室に提出した資料によると18日、薬物事犯で検挙された10代は昨年において1066人となり、前年(294人)より3.6倍増えた。

2015年の94人と比較すると、8年間で約11倍増加したことになる。

20代は2015年の969人から2023年には5689人となり、約6倍増えた。

昨年における全体の薬物事犯のうち、10代と20代が40%ほどを占めた。ことしにおいても5月までに検挙された薬物事犯4866人のうち10代と20代は1961人となり、40%ほどを占めた。

30代は2015年の1793人から2023年は3544人と約2倍に増加した。40代は2015年の2272人から2023年は2348人、50代は2015年の1230人から2023年は1777人となり、相対的に小幅な増加となった。

60代は2015年の853人から2023年は3358人となり、約4倍増加したが、10・20代の次に大きく増加した。

また、公務員の薬物事犯も毎年10人以上検挙されている。2015年に10人だった公務員の薬物事犯は、昨年は19人となって2倍程度増加した。ことしも5月までにすでに9人が検挙された。

押収された薬物の量も急増した。2015年の160キロから2023年は357キロとなり、2倍以上増えた。

特に、ヒロポンは2015年の8キロから2023年は78キロとなり、約10倍に増えた。ことしも39キロが押収され、違法違法類の中で最も多い量が押収された。

ユン・ゴンヨン議員は「薬物が老若男女を問わず韓国社会に根付いている。特に、10・20代と60代以上における増加傾向が尋常でない」とし「検挙も重要だが、適時に適切な治療が重要だ。政府は検挙から治療まできめ細かな薬物対応体系を構築すべきだ」と強調した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99