ユ大臣は基調講演で、小型モジュール炉(SMR)の開発が持続可能なエネルギーへの転換と促進に大きく寄与すると強調した。そのうえで韓国はSMRの早期商用化に向け民間企業と共に技術開発から実証の実施、新たな規制の制定、人材育成などを進めているとした。
このほか福島第一原発からの処理水放出が国際法と国際基準を順守し、科学的・客観的観点から安全に進められるようIAEAによるモニタリングと情報公開を持続してほしいと要請。また国際社会の平和と安全を脅かすロシア・北朝鮮間の軍事的協力の拡大を即刻中止させるよう求めた。北朝鮮による核やミサイルに対しては、強く糾弾していくという韓国政府の意向も表明した。
ユ大臣はIAEAのファエル・マリアーノ・グロッシー局長とも面談しだ。ここでIAEAによる福島第一原発の処理水放出のモニタリングに、韓国の専門家を参加させ続けることを強く要請している。また韓国の優れた原子力専門家がIAEAおよび国際社会に貢献できるよう、支援を求めた。
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